【活動報告】「САP大人向けワークショップ」を開催しました
CAP(キャップ)とは、Child(子ども)、Assault(暴力)、Prevention(防止)の略で、「子どもへの暴力防止」、「子ども自身があらゆる暴力から自分の心とからだを守ること」のワークショップ(参加体験型学習プログラム)です。
2025年11月15日(土)、「NPO法人 青い空」のCAPスペシャリスト、堤様と浜様をお招きし、子どもが暴力を受けた際に適切に手助けする方法などを学ぶ、「おとなワークショップ」を開催しました。
CAPワークショップは立会小学校では2005(平成17)年から開催されている伝統あるイベントで、子ども向け、教職員向け、大人向けの3カテゴリーがあり、本年度における3年生の受講は12月11日木曜日に予定しております。
「おとなワークショップ」では、子どもが遭遇しやすい暴力である「いじめ、誘拐、性暴力」の3つに対して、どのように対処するのか具体的な方法を学びます。
・ どんな人も「けんり」(安心、自信、自由)を持っている。
(安心する権利、自信を持つ権利、自由に生きる権利)
・ 嫌な気持になったら「いや」と言うことができる。
・ 一人では言えないときは、周囲の信頼できる人に相談をする。
・ 相談は「告げ口」ではない。
・ 逃げることも有効な手段である。
などのことを学びました。
暴力とは何かを問われると、叩く、蹴るといった身体的に傷つけることや、悪口、いじめといった心を傷つけること、身近なことから育児放棄や戦争といった社会的問題まで、様々なワードが出てきましたが、全てのワードに共通することは「相手の権利を奪うこと」でした。
大人も子どもも、生きるために必要な様々な権利を奪う行為が全て暴力に該当するということで、参加者も今までの自らの行動を振り返る場面もありました。
こども達がいじめや暴力に直面した時に誰に、どこに相談するだろうかという議論では、親、友達、先生の他に、HEARTS、まもるっちセンターという意見もありました。
児童が貸与されているタブレットにはHEARTSというアプリがあり、品川区におけるいじめ等への解決に向けて助けてくれる専門家チームである「学校支援チームHEARTS(ハーツ)」に直接繋がります。
また、まもるっちのメニューにもありますが、実際どうやって使うかは私たちも知りませんでした。これを機にぜひダブレットとっまもるっちのHEARTSメニューを見てみることをお勧めします。
ロールプレイ(役割劇)では、「こどもワークショップ」での模擬体験を見せていただきました。
「いじめロールプレイ」(強制的に荷物を持たされる)
「知らない人ロールプレイ」(言葉巧みに個人情報を聞き出される)
「知っている人ロールプレイ」(知っている人から不快な身体的接触をされる)
という3つの場面から、「この人は今どんな気持ち?」「この場合はどんな権利が奪われている?」など、敢えて子どもの目線に立って考え、意見交換をしました。
後半は「大人向け」で、特に子どもとのコミュニケーションの取り方、話の聞き方のコツを伝授していただきました。
保護者の皆さまも日々忙しい中で、落ち着いて子どもに向き合って話を聞く機会を作るのは中々難しいですよね。
(今忙しい、後でね、と何度言ってしまったことか.......)
うんうんと聞くだけでなく、
・子どもの気持ちの部分の言葉を繰り返す(シャドーイング)
・出来たこと認める
・一緒に選択肢を考える
・子ども自身に選ばせる、選びなおしても良い
・話してくれてありがとうと感謝を伝える
質問タイムや最後の感想タイムも、参加者全員から熱量の高い意見をいただき、若干終了時間をオーバーするほどの盛り上がりでした。
本イベントの開催にあたり、ご協力いただいた「NPO法人 青い空」のCAPスペシャリストの皆様をはじめ、学校関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
なお、「NPO法人 青い空」のホームページにも色々情報が載っております。
ホームページ内に子ども向けにワークショップの内容をわかりやすくまとめたページもございますので、ぜひ3年生以外のお子さまにも見せてあげてほしいです。
https://www.npo-aoisora.net/kids/index.html
文化厚生委員会では今後も様々なイベントを開催致しますので、ぜひ奮ってご参加ください!




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